上級編-逆上がり後に身に着ける高度な鉄棒技

ちょっと難しいけど、子供のうちに練習したい鉄棒技を紹介しています。

中には「踏み越しおり」など、実際には逆上がりより上級とは言えないものもあります。
これは、逆上がりの習得に直接かかわらない技は「練習方法」の項目から省いてこちらに掲載しているためです。

踏み越しおり

ちょっと見にくいですが、手の持ち替えなどが正しいので、こちらの動画を選びました。

手順は、よじ登り片足を鉄棒に乗せたら、脚とは逆側にある手の握りを返し、逆手にします。(左手側から足を鉄棒に乗せたら、右手を逆手に)

最初はバランスをとるのが難しくふらつくので、足とは反対側の腕を支えてあげましょう。

だるま回り

着地が上手だったのでこの動画を選びました。こちらも逆上がり前にも身に着けられます。

鉄棒に上ったら前回りの要領で回るのですが、この時手をひざ裏に持っていき鉄棒を抱え込みます。上半身を勢いよく下に落とすイメージです。前に行こうとしてもスピードが乗りません。
一回まわれば成功です。回れるようになったら動画のように繰り返しに挑戦しましょう。

降りるときは回転を止めて、ぶら下がった状態にしてから降りましょう。回転中に上手に降りる子もいますが、安全第一です。

後ろだるま回り

要領はだるま回りと同じです。今度は背側の下に上半身を落とすイメージで、勢いよく回ります。

プロペラ回り

鉄棒を両足で挟んだら体を横向きにしたまま回ります。横に回るので最初は怖くて体を縮めがちですが、背中・足ともにしっかり伸ばしましょう。曲げてしまうと勢いがなくなってしまいます。

怖いかもしれませんが、鉄棒をちゃんと握っていれば落ちることはありません。ここまで来ていればそれだけの筋力はついています。

後方支持回転・腕立て後転

1分57秒-2分10秒

別名空中逆上がり。まず体をスイングして勢いをつけます。回るときは、前に振った足が鉄棒を超えたところで上半身を後ろに倒します。スイングの勢いを回転に変えられます。

勢いで回るので、回転中は膝がまがってもOKです(スイング時はのばして。)。
むしろ最初のうちは曲がったほうが回りやすいと思います。ひざを常に伸ばす伸身ができるのはかなり上級です。

飛行機とび・グライダー

この動画では理想の形より早いタイミングで鉄棒から離れています。が、子供がやっているほうが親しみがあると思いこちらを選びました。

鉄棒に上がったら鉄棒の上に両足を乗せます。最初のうちは上ったら回り始めるまでは体を支えて補助してあげましょう。慣れれば一人でも大丈夫です。

後ろに倒れこみ、お尻が鉄棒より前に来たら足を外して、上方向に飛びます。動画では残念ながら前方向に飛んでいます。お尻が鉄棒を超すまでは足は鉄棒に付けたままにして、上に飛ぶ意識で飛びましょう。

かなりの上級者になると、きれいに上に飛んで、鉄棒のすぐ前に着地できるようになります。

地獄回り

鉄棒に座り、後ろに倒れこむと同時に両膝の裏で鉄棒を挟み、倒れこむ勢いで回転します。

最初のうちは鉄棒に座るときに支えてあげましょう。鉄棒の座る様子がこの動画はよくわかって参考にしやすいですね。

天国回り

5分13秒-5分28秒

地獄回りの反対です。名前は天国ですがこっちのほうが怖いです。ひざ裏で鉄棒をはさめるのは逆さになるときで、それまでは手のみで支える必要があるため落下の恐怖を感じます。
しかし、怖がらずに前に勢いよく倒れこむのが大事です。

手は逆手が一般的ですが、順手でも構いません。

前方支持回転・腕立て前転

別名「空中前回り」。後方支持回転(空中逆上がり)より難しいです。動画では蹴上がりで上ってから前方支持回転をしていますが、蹴上がりはしなくてもいいですよ^^;

鉄棒に上がったらスイングで勢いをつけます。そして足が最も後ろに来るタイミングで前方に回ります。

回るときはひざをまげて鉄棒をしっかり挟み込んでください。このほうが途中で落下することが減ります。
ひざを伸ばしたままできるのはかなりの上級者です。まずは曲げましょう。

懸垂逆上がり

大人に比べるとつたないですが、懸垂で体を持ち上げてから順序良く行っています。これで5歳。。

まず懸垂で鉄棒が顎の位置に来るまで体を持ち上げます。
肘をそのままにして、次は腹筋で体を上に持ち上げます。この時足がまっすぐ上を向くように持ち上げてください。この動画では足の角度はもう少し改善の余地ありです。
ひざが鉄棒を超えたあたりから足を向こう側へ落していきます。

順番を入れ替えて、足をぴんと上に向かって伸ばしてから懸垂で体を持ち上げても回れます。

蹴上がり(けあがり)

タイミングが難しい高等テクニックです。最後体を上にあげる際に腕の力で持ち上げることもありますが、タイミングがあっていればそれほど持ち上げる必要はなく、自然と上がります。この動画はタイミングが上手で腕の力をあまり必要としていないですね。上手です。

  • 腕を伸ばして鉄棒をつかみ、足を大きく開きます。
  • 勢いよく前に踏み込み、全身を使って前方にスイングします。
  • 前方に振り切ったところで足を上に向けます。
  • 体が後ろに戻っていくタイミングで振り上げた足も後方に向かって振り下ろし、上半身は前方に跳ね上げるように伸ばします。寝ている体を跳ね上げるような感覚です。この時体から鉄棒が離れないよう肘を曲げ、手首は上を向くように回転させます。
  • 体が起き上がってきたら腕を伸ばして体を持ち上げます。タイミングがあっていたら体はかなり持ち上がっているのでそれほど腕力はいりません。タイミングが悪いとかなり腕で体を持ち上げる必要が出てきます。

足を上げる、足を振り下ろし上半身を跳ね上げる、それぞれのタイミングが非常に重要です。

かなり勢いのつく技なので、室内の折り畳み鉄棒で行うときは鉄棒が動かないよう、滑り止めを置くなどしてしっかり固定してください。

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